英会話の勉強中に発音練習するのは非効率である理由とは?

英会話(スピーキング)の練習をしながら、一緒に発音練習をしている人もいるでしょう。一つの英文をスピーキング練習にも発音練習にも活用するのは効率的のように思えます。

しかし英会話の勉強をしながら発音練習するという発想は、正しい学習手順を踏めていないことに起因しているかもしれません。

もし正しい学習手順を踏んでいれば、英会話の学習をしながら発音練習をする必要は基本的にないからです。

英会話の勉強と発音練習を併用してしまう原因

英会話の勉強をしながら発音練習するというのは、英会話学習を始める前に必要な発音学習が十分にできていないことが原因かもしれません。

発音は音楽でいう楽譜のようなものです。一番最初にマスターしておくべきものです。

もちろん発音を学んでも最初の頃はイメージ通りに発音できないことも多いでしょう。ブラッシュアップさせていく期間は必要です。しかしそれでも、どう発音すべきかというお手本となる音は英会話学習のスタート前に頭に構築されている必要があります。

発音が曖昧なままスタートするといつまでたっても発音に自信が持てないままです。自信が持てない発音があると、そのたびに立ち止まってしまいます。

わからない発音があるたびに英会話の学習を中断して発音を確認していると、何の学習をしているのかわからなくなってしまいます。

英会話の勉強をしようと思って学習を始めたのに、途中で発音が気になっていつの間にか発音練習に切り替わっていたということにもなりかねません。

英会話の勉強を中断して発音練習を優先する

英会話の学習中に発音に自信が持てなくて立ち止まってしまう人は、思い切って一度英会話の学習を中断してみましょう。そして1か月ほど集中して発音練習してみましょう。

発音は極めて重要なものですが、幸いなことに1か月あれば必要なことはマスターできます。最初に発音をマスターしてしまえば、それから長く続く英語学習において、いちいち発音でつまずくことなく学習に専念できます。

遠回りのようですが、後々これが最短の道のりであることが実感できるはずです。一度発音をマスターしてしまえば、学習の途中で発音に悩まされることはなくなります。

発音ができるようになると音声CDが不要になる

英会話を学習する際、できればお手本の英語音声があるほうが望ましいですが、発音をマスターするとお手本のCDがなくても問題なく学習できるようになります。

英会話学習、話すためのトレーニングの前に発音学習やシャドーイングで発音トレーニングをしておきましょう。1か月集中して取り組めば相当の改善が見込まれます。

それが終わっていると英会話練習で話すことに集中できます。発音を英会話しながら少しずつ改善していこうというのは非効率です。

発音練習はこちらの記事を参考にしていただければ幸いです。

https://online-e.net/pronunciation-2/

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