worriedとworryの違い【ネイティブが教えてくれたこと】

I'm worried about you. と I worry about you. を日本語にすると両方とも「私はあなたのことを心配しています」となります。

どちらも正しい表現ですが使い方に違いがあります。以下で具体例を見ながら違いを確認しましょう。

I'm worried about you. と I worry about you.の違い

I'm worried about you.

worried は動詞の過去分詞ではなく「心配している」という形容詞です。

be worried about は『今』心配していることに対して使います。例えば友達がケガをしたことを知って「(ケガをしている)あなたのことが心配だ」というような時は、I'm worried about you. が適切です。

be動詞と形容詞の組み合わせで『今の』状態を表現することができます。例えば、I'm happy.は「私は(今)幸せな状態」、I'm sad.は「私は(今)悲しい状態」です。

同様に、I'm worried. であれば「私は(今)心配している状態」ということです。ですからbe worried about は心配になるような出来事が具体的にある時に使います。

I worry about you.

worryは動詞です。動詞の中でも「状況が続いていることを表現する」状態動詞と呼ばれるものです。

状態動詞の代表例として、live(住んでいる)、have(持っている)、love(愛している)などがあります。

worryも形容詞worriedと同様に「心配している状態」を表すのですが、worryの場合は一時的ではなく継続的に心配しているという意味です。

例えば母親が息子に対して「あなたのことは(いつも)気にかけているよ」という意味でI worry about you.などと使います。

ただし母親が息子の具体的な出来事、例えば「仕事が見つからない、病気になった」ということに対して心配の気持ちを表現したい場合は、I'm worried about you. が適切です。

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