超低速メソッド発音トレーニングは英語耳と並んで超お勧めの発音教材です。この教材の特徴は通常より3倍くらいゆっくり読み上げた音声を使ったスローメソッドです。
このスローメソッドは語学習得の理に適っています。あなたが赤ちゃんや子供の頃、親はゆっくりしたスピードで話しかけてくれたはずです。
英語初心者～初級者の時、いわば英語における赤ちゃん状態です。英語を習得する時にはゆっくりスピードで触れるのが効果的なのです。
超低速メソッド英語発音トレーニングの特徴
ネイティブの発音が丸わかりの超低速メソッド
超低速メソッドのスロースピードは機械的に遅くしたものではなく、ネイティブの生の声でゆっくりスピードを録音しています。そのため、ネイティブがどう発音しているのかがとてもよくわかります。
一度ゆっくりのスピードで発音のコツがわかると、通常のナチュラルスピードでも的確に発音できるようになります。このスロースピードメソッドは、世界中の英語学習者から評価の高いenglishclass101.comでも取り入れられているメソッドです。
独自の発音練習メソッド
本書籍では数行の英語センテンスを全てthのポジションで読む練習、lのポジションで読む練習、nのポジションで読むという一見変わった練習が用意されています。
この練習は舌にかなりの負荷をかけます。何度かこの練習を繰り返すと日本人が苦手なth, l, nの発音が上手にできるようになります。
私はこのような練習法を本書で初めて知りました。この練習法を知っただけでも購入したかいがあったと思いました。
音声変化トレーニング
ネイティブの英語が聞き取れない原因としてスピードが速いことのほか、音声変化に大きな原因があります。
音声変化とは複数の単語が隣り合ったときに、音が脱落したり、連結したり、違う音になったりする現象のことです。
本書では音声変化の学習にかなりの力を入れています。おおよそ書籍の半分のスペースを割いています。これだけ音声変化を詳しく体系的に学べる書籍は他にはないのではないでしょうか？
超低速メソッド英語発音トレーニングのまとめ
ずばりこの本は買いです。スロースピードメソッドと音声変化トレーニングが素晴らしいです。他では代替できない内容です。
発音書籍としては英語耳を第一にお勧めしているのですが、この書籍もそれに勝るとも劣らない内容です。得られる内容が違うので、できれば英語耳と合わせて学習することをお勧めします。
