レアジョブにはレッスンレポート機能というフィードバックの仕組みがある。英語力はレッスン中にできなかったことを復習することでメキメキと向上する。レッスンそのものよりも復習のほうが大事なくらいだ。良質なフィードバックがあれば効率よく復習ができる。だからフィードバックの質はオンライン英会話を選ぶときの重要な選択肢の一つだ。
この記事ではレアジョブのフィードバックシステムを実例付きで評価する。
レアジョブのレッスンレポート機能とは?
レアジョブの公式サイトからレッスンレポート機能の説明を引用する。
お客様の英語学習をより効果的にするサービスです。
・講師からのレッスンフィードバックが届きます。
・レッスンで習った単語やフレーズ、使用した教材が記録されます。
・残しておきたいメモを1000文字以内で記録できます。
上記の繰り返しになるが、レッスンレポートの機能としては3つある。(1)講師からレッスン内容のフィードバック(2)レッスンで学習した単語やフレーズの記録(3)自分で記録するメモ(講師は見れない)の3つだ。
私が数あるオンライン英会話スクールの中で最初にレアジョブを選んだ大きな理由がこのフィードバックシステムだ。前述の通り英会話力向上には復習が不可欠だ。そのためフィードバックが充実していると思われたレアジョブを選択した。
次に具体的にレッスンレポートの中身を見ていく。
レッスンレポート機能の評価
結論から言うとレッスンレポートの内容は期待外れだ。下のキャプチャーは実際私が受けたレッスンの「講師からのフィードバック内容」と「レッスンで学習した単語やフレーズ」の記録だ。
中身を見てもらえばわかるが、講師からのフィードバック内容は誰にでも言える(使える)汎用的な言い回しだ。恐らくコピペだろう。下記は一例だがどの講師も似たり寄ったりだ。
しかしこれはある意味仕方がないことだ。講師は25分のレッスン終了後、5分の休憩を挟んで次のレッスンをしなければならない。その合間に質の高いフィードバックを行うのは無理がある。フィードバック内容がコピペのような内容になってしまうのは講師の問題ではなく、運営上の仕組みの問題と言える。
ちなみに無料体験レッスンはレアジョブの中でも選りすぐりの講師が担当する。そのためフィードバックの内容は文法の間違いの指摘など具体的で充実している。有料会員へつなげるためだろう。しかし実際に有料会員になってレッスンを受けるとこのようなフィードバック内容である。無料体験との差は理解しておこう。
Skypeのチャット機能を活用しよう
全ての講師ではないがSkypeのチャット機能を使ってレッスン中に随時フィードバックをしてくれる人もいる。間違った英語を話すと、自分が言った英語と正しい英語の両方をチャットボックスに書いてくれる。これがとてもためになる。全員の講師がそうしてくれるわけではないが、このような講師を見つけたらブックマーク機能をつかってお気に入り講師に登録しよう。
また普段Skypeのチャットボックスをあまり使わない講師でも頼めば書いてくれる。気になるフレーズやセンテンスは積極的に書いてもらうようにしよう。頼み方はPlease type it down in the chat box.と言えばいい。
参考:レアジョブ - レッスンで使える表現集
まとめ
レアジョブのフィードバックシステムに過度な期待をしないほうが無難だ。これはレアジョブだけではなく、格安オンライン英会話スクールではどこも同じだ。基本は復習のためにレッスン中に気が付いたことは自分でノートにメモをするようにしよう。その他、Skypeのチャットボックスを活用しよう。
フィードバックシステムについてはレアジョブに対して厳しい評価になってしまうが、予約のしやすさ・講師の質・使い勝手の側面においては十分満足できるオンライン英会話スクールである。まずは無料体験をしてみることをお勧めする。