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時制の一致が起きる場合と起きない場合の違い【伝達者が事実だと思っているか否か】の違い

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間接話法では一般的に時制の一致があります。一方、時制の一致が起きない「例外」パターンがいくつかあり学習者を混乱させます。

時制の一致の例外パターンは個別に覚えるよりも、次のことを知っておくとよく理解できるようになります。それは、

伝達している人が話の内容に確信を持てない場合は時制の一致が起こり、話の内容を事実だと思っている場合は時制の一致が起こらない

ということです。話し手が自分の伝達内容に自信がない、あるいは聞いた内容を信じていない場合は時制を一致させます。一方、伝達内容を真実だと思っている場合には時制を一致させません。

これだけを理解しておけば時制の一致の例外パターンは完全に理解できるようになります。時制の一致の例外パターンを例文で確認していきます。

時制の一致の例外パターン

今も当てはまる事実の場合

例文

  • Taro said he dislikes his mother.「タロウは母親が嫌いだと言ってたよ」
  • Yuji said he is good at sports.「ユウジはスポーツが得意だと言っていたよ」
好き嫌いのような感情は一般的にコロコロ変わるものではないので、「母親が嫌い」という内容は今も変わらないと話し手は思っています。そのため時制を一致させず現在形を使っています。

同様にユウジがスポーツが得意という内容は今も変わらないため現在形になっています。ただし伝達者が話の内容を信じていない場合は"Yoji said he was good at sports."というように時制を一致させることがあります。

今聞いたばかりのこと

例文

I just asked the hotel staff and he said the restaurant is closed today.「ホテルの人に聞いてみたところなんだけど、レストランは今日はやっていないと言ってたよ」
「レストランは今日閉まっている」という話は聞いたばかりで、その話を伝達している時点でもそれは変わらぬ事実です。そのため時制を一致させません。

不変の真理や歴史上の事実

例文

My teacher said carbon dioxide is heavier than air.「先生は二酸化炭素は空気よりも重いと言った」
「二酸化炭素が空気よりも重い」ことは事実のため、時制の一致をさせません。ただし伝達者が話の内容に自信を持てない場合は時制を一致させて言う場合があります。

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